「鏡を見ると猫背が気になる」
「意識してもすぐ猫背になってしまう」
この記事は上のようなお悩みがあり猫背の可能性がある方に向けて書いています。
こんにちは!
私は東京で脊柱(背骨)の調整を専門でおこなっている
「東京脊柱専門整体院」院長加島泰斗と申します。
私は、なんの偶然か社会人1年目から脊柱(背骨)に関する患者さんを担当することがとても多かったです。
今まで担当してきた総患者数は約15000人。
その中で「猫背」がお悩みでご来院される方も数多くいらっしゃいました。
今回はその「猫背」について詳しく解説していきますので是非最後までご覧下さい。
昔の日本人は猫背がいなかった!?
明治時代以降の日本は外国の文化の影響を強く受けるようになりました。
それに伴い衣服の変化も欧米化が進みました。
しかし、それまで江戸時代以前の日本人の衣服は着物と草履でした。
着物は腰を伸ばした姿勢を自然と取るような設計になっています。
たとえば、腰を立てることをサポートするコルセットのような役割を担う着物の帯
足の指をしっかりと使い、重心を取りやすくする鼻緒とワラジ
このような腰を立てる文化が日本人の姿勢をより美しくそして強くしてきたと言えます。
猫背は骨盤の位置のズレからくるのか?
結論猫背は骨盤のズレが原因になることもあります。
大きく分けると2パターンあります。
骨盤前傾+猫背パターン
骨盤前傾とは骨盤が正常より前に傾くことを言います。
骨盤前傾になることで全体として重心が前に傾きます。そうなると立っている姿勢が保つことが出来ず前に身体が倒れてしまうので、自然と猫背になり重心を保つパターンがこの骨盤前傾+猫背パターンです。
骨盤後傾+猫背パターン
骨盤後傾とは骨盤が正常より後に傾くことを言います。
このパターンは骨盤前傾+猫背パターンより少し下の部分が猫背になる傾向があります。
これらのパターンはしっかりと根本的な部分を調整することで改善します。
どちらも重要なのが、腹筋を鍛えること。
腹筋が弱いと骨盤が前傾になったり、弱さを庇う形で後傾になったりします。
まずは腹筋を鍛えて姿勢を美しくしていきましょう!