こんにちは。
あなたのなりたいを叶える
加島泰斗です。
10週連続側弯症ブログも今回でラストです。
前回は、【側弯症の方は足を組め】について解説しました。
とても重要なのでそちらも必ず読んでください。
今回は、【側弯症は一生進行する】について解説していきます。
この言葉だけ聞くととても恐ろしく感じると思います。
しかし、側弯症の方のデータを見ると、どんな方でも1年間で0.2度は進行しているというデータもあります。
さらに、女性の場合ですと閉経後に側弯症が進行することが多いという報告も出ています。
全員が進行するわけではありませんが多いという事です。
手術をしても、20年間を通すと48%の方が再手術をしています。
これは、手術で固定しても脊柱が歪もうとしてしまし、ボルトが外れるためです。
それだけ側弯症は簡単なものではないという事です。
〇側弯症の5W1Hは誰にもわからない
5W1Hの意味は、
When:いつ
Where:どこで
Who:だれが
What:なにを
Why:なぜ
How:どのように
側弯症はいつ発症し、どこで進行し、誰に起こるか、何をして進行するか、なぜ進行するか、どのように進行するか、これらは全て解明されていません。
もちろん過去のブログで解説した内容のものは事実です。
側弯症の発症は、遺伝子が原因です。
側弯症の進行も、遺伝子が原因です。
こちらについては【全ての病気は遺伝子で決まる】をお読みください。
進行には、日常生活の動作が関与しています。
こちらは【超重要側弯症を進行させる行動】をお読みください。
側弯症はいつに発症するのか、9歳までに発症するデータが多いですが年齢は関係なく発症します。
側弯症はどこで発症するのか、どこでもあり得ます。
側弯症は誰に発症するのか、わかりません。
ご両親が側弯症の方は、子供もなりやすいというデータはあります。
側弯症はなにを侵すのか、現在は症状を出さないとされていますが解明されていません。
側弯症はなぜ発症するのか、これが誰にもわかりません。
私は、人間の進化(遺伝子の進化)ではないかと思っています。
側弯症はどのようにして起こるのか、これは遺伝子レベルの話で全く分かりません。
このように仮説はたくさんありますが、本当に解明されているものはごくわずかです。
〇閉経後は側弯症の進行に気をつけろ
閉経を迎えるにつれ、女性ホルモンであるエストロゲンが低下します。
エストロゲンが低下すると、骨密度か低下し圧迫骨折などを引き起こしやすくなります。
その結果、脊柱後弯症を併発してしまいます。
さらに、年齢を重ねると筋力低下や椎間板の水分が減少し後弯症のリスクが上がります。
後弯症を治すには手術するほかありません。
では、どうすればいいのか。
それは閉経までに正しい運動を行っておく必要があります。
さらに正しい知識を知っておく必要があります。
私なら、あなたにお力添えできます。
〇角度別進行データ
20度以下 進行の心配なし
30度以上 進行の可能性あり
60度以上 進行の可能性がかなり大きい
このように側弯症は20度を超えてくると、全て進行する可能性があります。
正しい知識と運動があなたを救う唯一だと私は思っています。
10週連続側弯症ブログいかがでしたか?
今後も側弯症にいてのブログは書き続けますので是非読んで頂けると幸いです。
ご質問やご相談はいつでもご連絡下さい。