【超重要】側弯症を進行させる行動

あなたのなりたいを叶える

加島です。

前回は【側弯症の弯曲メカニズム】【側弯症の腰痛・背部痛のメカニズム】

についてお伝えしました。

今回はあなたにお伝えしたいことは、超、超、超重要です。

【側弯症を進行させる動作と運動】です。

一般的な情報では、「過度な筋トレは側弯症を進行させる」「ストレッチが有効」など書かれていますが、そんなものは忘れてください。

まず間違いなく今回お伝えすることは初めて聞くことだらけだと思いますし、正しい情報です。

側弯症を進行させる行動を説明する前に、側弯症はなぜ進行するのかを知る必要があります。

〇側弯症進行因子

側弯症はなぜ進行する?

これは気になる方も多いと思います。

以前までのブログでもお伝えしていますが、側弯症発症の原因はLBX1とGPR126という遺伝子です。

側弯症の進行には、現在知られているものでSOX9、KCNJ2、TBX6の3つです。

この遺伝子が多く発現していると進行しやすいです。

コブ角が30度以上の場合は進行遺伝子が多く、60度以上の場合はさらに遺伝子が多く発現しています。

ここまでは、遺伝子が関係して進行するものです。

ここからは、日常生活や運動で進行してしまう行動をお伝えします。

超重要です!

【側弯症を進行させる動作】

第3位 重いものを持ち上げる

側弯症は弯曲して片方に負担が掛かっているのでさらに負担をかける動作は側弯症を進行させます。

第2位 重いものを持ち続ける

これも同様で、重いものを持ち続けて負担をかけ続けると、進行させる可能性が上がります。

第1位 ジャンプ

これは意外な動作だと思います。

この3つに共通していることは、負担をかけるという事です。

この3つの動作をすることで椎間板に負担が掛かり、側弯症発症遺伝子であるLBX1が暴走します。その結果、終盤軟骨が破壊され側弯症がさらに進行します。

1回のジャンプなどでは問題ありませんが、縄跳びやトランポリンといった繰り返しジャンプを行う動作は絶対にやめましょう。

【側弯症を進行させる運動】

第3位 新体操

第2位 ダンス

第1位 バレエ

この3つに共通していることは、ジャンプをすることに加え生理的弯曲(生理的S字カーブ)を減少させてしまうことです。

バレエでは肋骨を出さないように教育され、ダンスや新体操は動きの中で生理的弯曲を減少させることが多いです。

生理的弯曲が崩れると、側弯症が進行しやすくなります。

一般的にバレエをやっている人は側弯症の人が多いといわれますが、それは間違いです。

バレエをやっている人は、側弯症が進行しやすいというのが正しいです。

しかし、側弯症の体の正しい使い方を知っていればなんの問題もありません。

私のところにご来院されている方の多くも、バレエやダンスを本格的に習っている子やプロの方までいます。

ご理解いただけましたか?

初めて知ったこと、誤って覚えていたこと、そんなことはありましたか?

少しでもこのブログを読んだ方が、側弯症の正しい知識を身につけられれば嬉しいです。

今回は【側弯症を進行させる動作と運動】を解説しました。

あなたにお願いです。

知りたい情報やご質問があれば、インスタグラムやLINEに送ってください。

すべてご説明いたします。

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