全ての病気は遺伝子で決まる

こんにちは!

加島泰斗です。

今回は3つ目のブログです。

前回までは、側弯症の歴史やそもそも側弯症ってどんなものかをお伝えしました。

今回は、【誰も知らない側弯症の原因】についてお伝えします。

側弯症でお悩みのあなたやご両親、施術家のあなた。

このブログを読めば、特発性側弯症の原因がわかります。

側弯症について、数々のサイトや本を読んだことと思います。

大体は、特発性側弯症の原因は解明されていません、不明などと書かれていることが多いですし、いろいろな仮説が書かれています。

それらには発信されていない情報をお伝えしていきますよ。

今回私がお伝えするのも1つの仮設でしかありません。

しかし、最も有力なものと言えるでしょう。

最近の研究では、全ての病気は遺伝子によって決まるといわれているほどです。

そこに、様々な環境因子が加わりほかの病気にもなることもあります。

〇特発性側弯症の発症要因

特発性側弯症の発症には遺伝子が関係しています。

この遺伝子が暴走することにより側弯症が発症します。

これは、親から子に遺伝するものではありませんが、解明されていないので詳しくはお伝え出来ません。

生まれたときは遺伝子が正常で成長段階ですが、成長段階でこの遺伝子の突然変異を起こり、側弯症が発症します。

〇LBX1

この遺伝子は、胎児期および成人の脊髄や筋肉で発現が確認されます。

感覚神経や筋肉の発生に関与することがわかっています。

この遺伝子の暴走により側弯症が発症しますが、

まずは一度、背骨の解剖学をお伝えします。

背骨(椎骨)と背骨の間には、椎間板(軟骨)が存在します。

背骨と椎間板の堺には、終盤軟骨という背骨と椎間板が交わらないようする軟骨が存在します。

LBX1により終盤軟骨が破壊され、骨が変形と椎間板が変形し、脊柱が弯曲してしまいます。

これが側弯症です。

側弯症発症には他にも、GPR126 、BNC2という遺伝子が関与しています。

この3つの遺伝子は側弯症発症に関与するものです。

側弯症進行に関与する遺伝子は、 SOX9、KCNJ2、TBX6 という遺伝子が関与しています。

LBX1以外の遺伝子は、側弯症へどのように関与しているのか深くわかっていないです。

この遺伝子たちの情報がわかりましたらご報告いたします。

いかがでしたか?

側弯症発症の原因は、間違いなく遺伝子です。

側弯症は親から子へ遺伝するともいわれています。

いやいや。私は側弯症でないけど娘は側弯症という方もいると思います。

これがまた難しい話なんです。

これについては長くなるのでまたの機会にお伝えします。

次回は【側弯症の弯曲メカニズム】【側弯症の腰痛・背部痛のメカニズム】を

解説していきたいと思います。

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