初めまして。
東京脊柱専門整体院の院長をしております、加島泰斗と申します。
今回は初めてのブログになりますので私の自己紹介と側弯症についての解説をしていこうと思います。
【自己紹介】
私は、柔道整復師(国家資格)を取得しこの仕事をはじめました。
以前は、品川接骨院グループの東京側弯専門整体院を自身で立ち上げ、数多くの側弯症の方を施術してきました。
現在は独立をし、東京脊柱専門整体院を立ち上げ、側弯症を強みとして施術しています。
東京側弯専門整体院のブログでも数多くの側弯症の情報を発信しましたのでそちらも見てみてください。
現在では、モルフォセラピーという骨格矯正とシュロス法という側弯症アプローチの資格を取得し施術をしております。
『患者を家族と思って施術する』がモットーです。
これは単純で、他人だとそこまで興味が出ないですし改善させようと思いませんよね?
だからこそ、患者さんは家族で、最も改善させたい優先順位の高いものだと私は思っています。
当院は、数多くある疾患や症状の中で、側弯症に特化した院です。
なぜ側弯症に特化しているかは、ご来院の際に聞いてください笑
さてさて、そろそろ側弯症のことについてお話していきます。
他の整骨院や整体院では、知れない情報をこのブログを読んでくださる方にはお伝えいたします。
【側弯症の歴史】
まず、側弯症のことを知るには歴史を知ることが大切です。
側弯症は紀元前には既に認知されていました。
これはヒポクラテスの記述にあるので間違いないと思います。
ある文献には紀元前2400年には存在していたという表記もありました。
これが本当だと約4400年前から側弯症は存在していたということになります。
ヒポクラテスは独自の牽引台を作り矯正を試みましたが、牽引台で治せるような疾患ではありませんでした。
ヒポクラテスは、「治療は困難で牽引は無効である」と述べており、
現代でも牽引は全く無効で、オペの際に用いるくらいです。
紀元前の当時、一般人においては側弯症という病気の概念などなく、医学に携わった人々も初期診断や治療の手段を持ち合わせていなかったので、高度変形となり肺性心がみられるようになって初めて周囲が問題意識を持ち治療を考慮したものと思われます。この段階での側弯症治療は、減債の医療レベルにおいても極めて困難といえるものです
このような状況は、中世を経て長らく続いていますし、現代でも同様です。
中世ヨーロッパで用いられた各種牽引療法の記録が残されている。治療補として無効ではあったもののほかに手段はなく行われていたが、この時代に発達した牽引法の技術は現在使用する牽引療法の礎となったと言えます。
1960年、ハリントンにより、ハリントン-インストゥルメンテーション(HI)による側弯症の矯正・固定術【椎間関節固定+腸骨骨移植】の治療実績が報告され、時代は一変しました。中等度の側湾であれば、冠状面偏見は矯正されるようになったのです。しかし、固定力に問題があり術後のギプスの併用は必須でした。またこの時代に矢状面変形に関する知識はなく、それが伸延力のみで矯正するハリントン法の限界でした。ますます早期発見、早期治療の重要性が強調されるようになりました。
1960年なんてより最近ですよね‼このインストゥルメンテーションは現代でも使われるオペなので、オペを考えているあなたはYouTubeで検索してみて下さい。
1980年頃から脊椎インストゥルメンテーションという固定術が普及しはじめて、現代はこの呪術が側弯症に対する一般的である。
時代に乗って日本では1978年(S.53)から側弯症の学校検診が学校保健法で義務付けされ、側弯検診が学校単位で実施されるようになり、本日に至ります。
まとめ
・側弯症は紀元前には既に認知されていた。少なくとも今から2020年以上前
・ヒポクラテスは独自の牽引台を作り矯正を試みるも「牽引は無効である」と述べている
・1960年、ハリントンにより側湾症の矯正固定術、インストゥルメンテーション【椎間関節固+腸骨骨移植】の治療実績が報告された。
しかし、固定力に問題があり術後のギプスの併用は必須でした。
またこの時代に矢状面変形に関する知識はなく、それが伸延力のみで矯正するハリントン法の限界でした。
ますます早期発見、早期治療の重要性が強調されるようになりました。
・1980年に1980年頃から脊椎インストゥルメンテーションが普及
・1978年(S.53)から側弯症の学校検診が学校保健法で義務付けされ側弯検診が学校単位で実施
いかがでしたか?
未だ解明されていない側弯症ですが、手術での成功が増えてきています。
しかし、医者の成功と患者さんの成功は全くの別物です。
私は手術しないで側弯症を改善できないか日々、試行錯誤しています。
モルフォセラピーという整体とシュロス法という運動療法を組み合わせて、数々の側弯症患者さんに貢献できていると思っています。
次回も側弯症について、他では知れない知識や情報を発信し続けていきますので
是非、読んでください。